2022年のベトナムへの投資の機会と潜在的な投資分野について

20/01/2022

ベベトナムは世界で最も経済成長率の高い国の一つです。これは、経済市場の安定に加え政府による投資と開発の促進からきています。近年、ベトナムはEVFTA(2018年)、UKVFTA(2020年)など、多くの自由貿易協定を締結しています。その結果、ヨーロッパ諸国への輸出が有利となりベトナムへの投資の機会の拡大に繋がっています。2022年の潜在的な投資機会を把握するために以下の記事をご参照ください。

1. 2020年以降のベトナムへの投資の機会

2021年のベトナム投資に関するKPMGのレポートによると、GDP成長率は2020年の2倍近くになっています。インフレ率は2020年の3.2%に対し2.1%と効果的に抑制されています。ベトナムは2018年のEVFTA貿易協定締結後外国投資資本を強く惹きつけた国となりました。この協定がもたらすメリットの1つは主要市場に対する関税の引き下げと輸出転嫁の撤廃である。さらに、EVFTAは商法、環境保護を大幅に改善しベトナムの市場アクセスを向上させます。これにより2020年以降多くの分野や産業において無数のベトナムへの投資の機会が開かれることになります。

2. 2022年の潜在的な投資分野

a. 工業団地への投資

工業団地は企業が投資することで政府から多くの優遇措置を受けることができるホットな市場です。具体的には工業団地に新たに設立されたプロジェクトは操業開始から10年間、法人所得税が20%に軽減されます。また、人工知能や4.0管理技術の応用により多くの外国人投資家が直接管理することなくベトナムの工業団地に投資できる好条件が整っています。市場の盛り上がりを捉え工業投資部門は工場の建設とリースを推進しています。特に、豊富な熟練した人的資源を持つ北部地域は外国人投資家にとって生産拠点を設ける魅力的な場所となりつつあります。

b. エレクトロニクス関連投資

エレクトロニクスはベトナムの産業全体の構造に占める割合が高い基幹産業です。ベトナムのエレクトロニクス産業は比較的成長率が高く世界市場でも11位にランクインしています。ベトナムの電子機器製造には電話、タブレット、テレビ、モニター、オフィスコンピューターなどの製品製造が含まれます。2025年までに4.0テクノロジーアプリケーションのトレンドに追いつくため電子機器製造企業は自動化装置、ソフトウェア開発、デジタル化サービスの生産を優先させるでしょう。アジア開発銀行(ADB)の予測によるとパンデミックの期間中と終了後は遠隔作業やコミュニケーションの手段を提供する需要が増加するため電子製品の輸出の割合が増加するとされています。したがって、電子機器製造の分野は近い将来潜在的な投資先となる可能性があります。

WHA インダストリアルゾーン 1 – ゲアン工業団地

c.  私立の教育機関への投資

ベトナム政府は公教育に加えて私立教育機関の規模拡大・強化を奨励しています。情報技術分野の継続的な発展により教育技術(Edtech)の方向で多くの企業の教育分野への投資が伸びています。統計によると、2020年の教育系スタートアップの投資資金総額は4億5100万米ドルに達し、依然として多くの投資家を惹きつける分野であることがわかります。パンデミックが終わっていない状況ではやはりオンライン学習という流れが最も最適で便利な選択となり今後数年間は技術応用を組み合わせた民間教育機関の設立は投資家にとって好収益を得るための肥沃な土壌となるでしょう。また、教育機関の発展はベトナムの従業員の資質やスキルの向上にも貢献します。従業員のスキルが向上し情報技術にアクセスできるようになることで企業におけるデジタル化プロセスが加速されるでしょう。

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