WHAインダ　ストリアルゾーン1 ゲアン。持続的な開発を続けて行く為のモデルとなる工業団地

ベトナムは環境意識が高まり、工業団地を開発する企業の経営陣に対し重要な水資源を保護するための対策を講じることを促しています

WHA provides ample green spaces and environmentally-sustainable services at its industrial zone in Nghe An

タイのWHAグループはベトナム中央部のゲアン省に環境に配慮したグリーンな工業団地の開発を開始しました。

同社はタイ国内での工業団地開発初期の段階より常に持続可能な環境との調和・共存を目指す事を使命としてきました。

その結果、環境への影響を最小限に抑えたインフラ・ユーティリティの設計・管理を行ってきました。ベトナムのプロジェクトについても例外ではありません。

ベトナムの2019年のGDP成長率は6.7％に達し、世界で最も急速に経済成長している国の一つである一方で環境の汚染も進んでおり特に水質の汚染は急速に広がっています。WHAグループの取締役会副会長兼Industrial and Internationalグループエグゼクティブのデビッド・ナードンは、『植林活動や人工湿地式廃水処理施設の建設、エネルギー生産等のプロジェクトとの分野で環境保護を持続的に継続していく為に専門機関や政府機関と提携・連携出来る事を誇りに思います。』と話し、環境配慮した工業団地の開発に関し確固たるコミットメントを表明しています。

WHAは、再生不可能となった水資源の付加価値や環境保全とそれに関する社会的責任の重要性を認識しています。特に水資源については同社の事業活動や製造活動の中でその 資源を効率的に使用していく事にコミットしています。

このゲアン省のWHAインダストリアルゾーン１は同社のタイでの豊富な工業団地開発の経験を活かし、タイ国内と同様の環境基準で運営を行う為の整備を行い、その準備ができています。

まず工業団地開発のフェーズ１の段階である498ヘクタールの開発に於いて、入居する全ての企業に安定した工業用水を供給する為に日量15,000㎥の処理が可能な処理施設をはじめ、廃水・雨水排水処理、洪水防御施設等環境に配慮したこれらのインフラの整備を行っています。

廃水処理施設はタイ国内の同社の工業団地内で採用されている科学物質を使用しない「曝気式湿地浄化法」を導入し、日量3,200～9,600㎥の廃水を処理致します。

工業団地の開発面積の30％はグリーンエリアとなり、廃水処理水は洪水のリスクを制限する目的でもある団地内に設置された人工池に放流し貯水されます。

また、高い経済成長を続けているベトナムはＷＨＡ社の掲げる地域拡大戦略拠点であり、拡大するインフラの需要に対応する為にグループ会社の、WHA Utilities and Power Public Co., Ltd.（WHAUP）は、昨年5月からベトナムに子会社を設立し、ユーティリティ事業の運営を開始しました。

WHAUP社上下水道のサービスプロバイダーとしてトータルソリューションコンセプトを工業団地に入居する企業に提供致します。

また団地内の道路には省エネルギーに考慮したLEDの街灯の設置や、団地内の工業区の環境状況を監視するモニタリングシステムを通して、団地内からの廃棄物を最小限に留める努力を行っています。

詳細については下記にお問い合わせ下さい。
 

By Thanh Van